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仮面ライダー電王第10話「どすこいライダー人情編」

3人目の仲間,キンタロス登場編
 情に厚くてちょっぴりおっちょこちょいっていう性格が2話のなかでうまく表現されてたんじゃないでしょうか。
 ただ,良太郎との接点がまだあまり描かれてないので,それは次回の米村脚本に期待ってところです。

 てらそま氏のお声,ごついキンタロスにはぴったりだけど,細っこい良太郎とはあまりマッチしそうにないところがちょっと心配


○ あらすじ

 決着のつかなかった三つ巴の戦いの後,デンライナーに戻った良太郎たち。

あの熊野郎!今度会ったらギタギタにしてやるっ
 いきまくモモタロスだが,良太郎は身を挺して本条を守った金色のイマジンに,これまでのイマジンとは違う何かを感じていた。

「イマジンはイマジンよ!」
 そんな良太郎の印象を一刀両断したハナは,モモタロス良太郎と共に金色のイマジンを探しに街へ出る。


 首尾良く憑依本条に出くわしたモモタロス良太郎は,前回のリベンジを果たそうとイマジンを挑発するが,憑依本条は「忙しい」と取り合おうとしない。
 病気で引退した本条の望みは,「もう一度空手をやりたい」というもの。
 金色のイマジンは,どのようにしてその望みを叶えようとしているのか?

 ちょうどそこへ,本条をつけ狙うライノイマジンが出現。
 さっそく電王ソードフォームに変身して戦いを挑むモモタロス良太郎だったが,尋常ではない頑丈さを誇るライノイマジンの装甲にまったく攻撃が通用しないまま,逃げられてしまった。

 あとを追ったモモタロス良太郎がたどりついたのは,菊池の空手道場。
 そこで思い悩む様子の菊池の姿を目にしたモモタロスは,ウラタロスとチェンジ。
よどんだ池に,魚は住めません。入れ替えませんか?心の水を
 ウラタロス良太郎に言葉巧みに持ちかけられた菊池は...


 一方その頃。
 憑依本条と行動を共にしていたハナは,自分の抱いているイマジンの邪悪なイメージとは余りにもかけはなれた金色のイマジンの言動に戸惑いを隠せないでいた。
 イマジンの目的は,契約者の「過去の時間」を手に入れ,時間の運行をねじ曲げること。
 そのために,甘い言葉をささやいて契約を交わした後は,契約者の真の願いとはかけ離れた勝手な解釈で無理矢理契約を「完了」させるのが常。

 そのはずだというのに。

 なんと,金色のイマジンは,まじめに空手の修行を積むことで,本条の願いを叶えようとしていたのだ。
 しかも,過去を変えることにも興味がないという。

「そんな馬鹿な...」
 イマジンにそんな善人がいるはずがない,と金色のイマジンの言葉を受け入れることができないハナ。
 ハナがそこまでイマジンを嫌う理由はいったい何なのか。


 そこへ,良太郎に連れられた菊池が現れ,ライノイマジンとの契約内容を告白。
 昨年の選手権で,本条が病気棄権したために優勝者となった菊池は,そのことがずっと心に引っかかっていた。
 それ故,現れたライノイマジンに,つい「本当のトップになりたい」という願いを告げてしまったのだ。

 菊池が真実望んでいたのは,本条ときちんとした決勝戦を戦って勝つことだった。
 だが,ライノイマジンはいつものような勝手な解釈でその望みを歪め,ライバル選手を襲うことで実現しようとしていたのだ。

 そのとき。
 本条を狙ったライノイマジンがその場に乱入。
 憑依本条の反撃をかわして本条をノックアウトしたライノイマジンは,「契約完了」と勝ち誇り,菊池の身体に開いた異空間通路を通って過去へと向かっていった。


「夢で空手やってた気がする」
 すごいへたくそだったけど,と金色のイマジンに笑いかけた本条は,「ありがとう」と手をさしのべる。
 契約者が満足したことで,契約は完了した。金色のイマジンもまた,本条の身体に開いた異空間通路を通って過去へと向かう。

 過去を変えることに興味がないと言っていたはずなのに,やはりイマジンはイマジンだったということなのか?
 デンライナーに乗り込み,2体のイマジンのあとを追う良太郎たち。


 2006年5月21日。
 空手大会の決勝戦の会場で,発作を起こして倒れる本条。
 心配して駆け寄った菊池の体内から突然出現したライノイマジンは,会場で破壊の限りを尽くし始める。

 駆けつけた良太郎も電王ソードフォームに変身,激しい戦いが開始された。


 本条をかばいながら避難しようとする菊池だが,そんな二人に容赦なくコンクリートの瓦礫が降りかかってくる。
 あわやの瞬間,二人を救ったのは,あの金色のイマジンだった。
 金色のイマジンが過去へ向かった理由は,もういちど空手をやりたい,そして菊池ときちんと決勝戦を戦いたいという本条の望みを叶えるためだったのだ。

何をしている[E:sign01]」
 裏切り行為に腹を立てたライノイマジンの攻撃が金色のイマジンを直撃!
 致命傷を受けた金色のイマジンの身体が形を失い,砂に戻っていく。

あいつら,大丈夫か[E:sign02]」
 それでも本条たちのことを心配するイマジンに,ハナは初めて自分がイマジンを憎む理由を告白する。

 ハナは,イマジンによって時の運行を変えられたために消失してしまった時間軸にあった未来の住人だったのだ。
「私の時間はもうどこにもない!」
 だからイマジンが憎い。けれど...
 金色のイマジンには消えて欲しくない。それもまたハナの真実の思いだった。

 金色のイマジンを救うにはどうすればいいのか。
 ハナの思いを酌んだ良太郎が思いついた最良の手段,それは...
「僕の中に入ったらどうかな?」
 良太郎の提案に,当の金色のイマジンはもとよりモモタロス・ウラタロスも仰天。
 だが,もはや選択の余地はない。
おおきにっ
 光と化した金色のイマジンが良太郎に乗り移った瞬間,電王は金色の体色のアックスフォームへとフォームチェンジ!

俺の強さに,お前が泣いた」 
 ライノイマジンを上回るすさまじいパワーを発揮したアックスフォームは,必殺技「ダイナミックチョップ」でライノイマジンを撃破。
 更に暴走して巨大化したギガンテスもデンライナーを駆使した攻撃で葬り去るのだった。

 良太郎に憑依する3人目のイマジンとなった金色のイマジンは,ナオミによって「キンタロス」と命名され,晴れてデンライナーの乗客の一人となった。
 本条も,菊池の協力で現役復帰を目指してリハビリを開始。
 いつか本当の決勝戦を戦える日も来るだろう。


 良太郎は,戦いの中で漏れ聞いたハナの秘密が気になっていた。
 消滅した未来にいたというハナは,なぜただ一人消滅を免れてこのデンライナーの乗客となっているのか?
「彼女は『特異点』でしたから」
 そんな良太郎の疑念を見透かしたようにささやくオーナー。
 どんな時間への干渉にも影響を受けることがない存在。それが『特異点』なのだと。
 だとしたら...
「僕も...?」
 良太郎の問いかけに,オーナーは曖昧な笑みを返すのみ。

 謎をはらみ,デンライナーは今日もまた時の流れの中を走り続ける...


○ ピックアップ

・転落してきた犯人を救護しないでいきなり逮捕するお巡りさん

・「ちょうどいい,あっちでストレス発散だ♪」byモモタロス良太郎
・「正義」のために戦わない仮面ライダー

・「よどんだ池に,魚は住めません」byウラタロス良太郎
・「水清くして魚住まず」とも言いますが[E:wink]

・「お相撲さんみたい(笑)」byちびっ子空手家
・そりは体型を見て言ってるのか?

・なんでハナと本条の居場所が分かったんだ良太郎?

・「俺,参上[E:sign01]」byソードフォーム
・「すぐに退場させてやるっ」byライノイマジン

・「僕の中に入れば大丈夫じゃない?」by良太郎
・「もう満員だっ[E:sign01]」byモモタロス

・「お前ら何をごちゃごちゃ言ってる[E:angry]」by真剣に戦ってもらえず拗ねてるライノイマジン

・「こっち来るか,そのハナクソ女に潰されるか,はっきり決めろ[E:sign01]」byモモタロス
・すんごい究極の選択

・アックスフォームの周囲にひらひら舞ってるのは...ハナガミ?

・「ダイナミックチョップ」byアックスフォーム
・「後で言うんだ...[E:sweat01]」by良太郎
・っていうか,まさかりでチョップ?

・前から思ってたんですが,デンライナーが変形したとき,乗客はどうなってるんでしょ?

・「あの愛の叫び,泣けたで[E:heart]」byキンタロス
・「o(・_・)9=○)゜O゜)」byハナ

・良太郎のナマ足~[E:heart]
by shirone713 | 2007-04-01 14:13 | 桃太郎電車でGO! | Comments(0)

酒とカメラと、ときどき猫

徒然に、つらつらと、、、


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