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仮面ライダーカブト第44話「ザビー復活未遂」

ワームの本格的侵攻も始まって話もかなり大詰め。
なんですが,ちょとシナリオ的に不満が。
民間人皆無の場所で,ゼクトルーパーやライダーとばっか戦ってるもので,今イチ「人類の危機」って感じが出てないんですよね...

まぁそんな不満は置いといて,
矢車さんおステキ~[E:lovely]
久しぶりにお笑いじゃなくちゃんとストーリーに絡んでくれたし,今日は文句なしのかっこよさでした[E:heart]
しらけてるフリして,やっぱり熱い人だったのね


○ あらすじ

「さよなら」
 別れの言葉を残し,ダークカブトとともに姿を消したひより。後に残されたのは,引き裂かれた妖精の絵だけだった。

 ひよりが擬態天道とともに異世界で生きることを,自らの意思で決めたのなら仕方がない。
 ショックを隠せないまま,それでもひよりの幸せのためだと自らを納得させようとする天道。

 だが,引き裂かれた絵を見た加賀美は,ひよりの本意は別のところにあるのではないかとの疑いを捨てきれないでいた。


 乃木率いるワーム軍団は,ZECTの防衛ラインを次々に突破して着実にエリアZへと迫りつつあった。
 マスクドライダーシステムがワームの手に渡ってしまえば,もはや人類に希望はない。

 そんな様子を目の当たりにしても心を動かされる様子のない矢車に対し,影山は...

「俺のエサになれ」
 岬に迫る乃木=カッシスワーム。
「岬は俺が守る!」
 その前に立ちふさがった神代は,今の自分では勝ち目がないことを知りつつサソードに変身し,ひたすら岬をかばってカッシスワームの攻撃を受け止め続ける。

 ボロボロになりながら,岬の前では笑顔を見せる神代。
 天道とともにその場に駆けつけた加賀美は,そんな神代の強がる姿を目にして気づく。
「ひよりは強がっているだけなんだ」

 ひよりは本当はこの世界に帰りたいと思っているはず。
 そうでなければ,こんなに優しい絵を描けるはずがない。
 加賀美の言葉に,改めて絵を見直す天道。そこには,かつて天道がひよりにプレゼントした花=希望がはっきりと描かれていた。

 あらためて,ひよりを時空の彼方から連れ戻す決意を固める天道。

 その前に,まずはカッシスワームを倒さなければならない。

 カッシスワームの最大の脅威は,必殺技のコピー能力。
 だが,カブトとガタックが同時に必殺技を浴びせれば,さしものカッシスワームもコピーすることはできまい。

 うなずきあった二人が,ともに変身して足を踏み出したそのとき。
 蓮華から天道に入る緊急連絡。時空の彼方への通路が開いたことを意味する日蝕が,再び観測されたと。

「お前はひよりを迎えに行け」
 ガタックの決断は速かった。
 お前が戻るまで持ちこたえてみせる。
 力強い宣言にうなずき,カブトはカブトエクステンダーで時空の彼方へと突入した!


 単身カッシスワームに挑むガタックだが,カッシスワームのすさまじい強さに押しまくられ,防戦一方に。
 そこに一人現れた影山は,手首にはめたライダーブレスを誇らしげにかざし,パンチホッパーではなく,仮面ライダーザビーへと変身した。

 カッシスワーム対ダブルライダー。
 だが,功を焦るザビーは,加賀美の連携の呼びかけに応じず,単独で必殺技ライダースティングを発動。
 なんとか同時攻撃をかけようと必殺技ライダーカッティングを放ったガタックだったが,タイミングのずれた必殺技はあっさりとカッシスワームに吸収され,二人はそれぞれの必殺技をまともに食らってしまう。

 変身を解除されてしまった影山から分離したザビーゼクターは,もはや影山の呼びかけに答えようとせず飛び去って行くのだった。


 時空の彼方で,再びひよりと対面する天道。
「ボクは天の道なんか往かない」
 ひよりの隣に立つ擬態天道は,自分は『日下部総司』としてずっとひよりだけを守り続けると声高らかに宣言する。
「それがキミにできるの?」

「...俺は,ずっとひよりの側にいてやることはできない」
 天道の返答にうつむくひより。

 だが,
「俺は世界を守る。お前の帰るべき世界を」
 続く天道の言葉が,ひよりの顔を上げさせる。

 自分は人類の敵であるワームだから,あの世界で生きていくことはできない。
 ひよりの思い込みを,明快に否定する天道。
「俺はワームだから戦うんじゃない。人を殺め,小さな希望や夢さえも踏みにじる,そんな奴らを倒すだけだ」

 俺はお前と,お前が生きる世界を守る。
 天道の力強い宣言に,ひよりの頑なに強張っていた心がほどけていく。
「帰るぞ」
 差し出した天道の手を,ひよりはしっかりと握り返した。


 ひよりが消えた異空間で,呆然とへたりこむ擬態天道。


 ザビーも消え,ただ一人必死の戦いを続けるガタックだが,もはや勝負の行方は歴然。エリアZの最終防衛ラインが破られるのも,時間の問題だった。
「やつらにライダーシステムを奪われるくらいなら...」
 戦いを見守っていた田所が,エリアごと自爆する覚悟を決めてスイッチに手を伸ばしたそのとき,ようやくカブトが駆けつけてくる。

「俺の相棒を笑ったのはお前か」
 正義など関係ないというフリを貫いていた矢車も現れ,キックホッパーに変身。

 同時に必殺技を発動させた3人は,自信満々に待ち受けるカッシスワームに,トリプルライダーキックを炸裂させた!

 コピー能力を超えたすさまじいパワーに圧倒されてもがき苦しむカッシスワームに,ハイパーカブトのマキシマムハイパーサイクロンが炸裂する。
 背後に無数に控えていたワーム軍団を道連れに,絶叫とともに滅び去るカッシスワーム。
 

 そのころ。
 天道の帰りを待ちわびていたひよりは,戻ってきた天道を笑顔で迎える。
 だが,それは二人の後を追ってきた擬態天道だった。

 ダークカブトへと変身し,ひよりに襲いかかる擬態天道。
「壊してやる,こんな世界!」
 憎悪の叫びを上げるダークカブトの元に,倒されたはずの乃木がなぜか2人も現れて...


○ ピックアップ

・擬態天道はすりすりワンコ

・「お前はいいよな。正義の味方の燃えかすがまだあって」byやさぐれ兄ィ
・影山が「正義の味方」だったことがただの一度でもあったか?

・初めて「守る」ために変身した神代
・いきなり岬とラブラブに
・これで本物の人間ならねぇ...

・大事な場面では攻撃を控える律儀なカッシスワーム
・っていうかいつの間にかエモノ(岬)のことを忘れて去ってるし

・天道より加賀美の方がひよりの心理をよく分かってるようだ
・やっぱり惚れてるのか?

・ザビーになるときはちゃーんと普通の服に着替えてる影山君
・甲斐性のない男にあっさり背を向けるタカビーザビーゼクター

・ガタックのボロボロメイクはかなりとってつけ

・捨てられワンコの擬態天道君,なんだかちょっと可哀想[E:sad]

by shirone713 | 2006-12-10 14:35 | 萌えろ特撮魂 | Comments(0)

酒とカメラと、ときどき猫

徒然に、つらつらと、、、


by shirone713
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